スマイル 冬の親子あそびイベントを開催しました
江東区 ダウン症に親の会「スマイル」にて、冬の親子あそびイベントを開催しました。
茅ヶ崎在住で、親子あそびや気質のワークショップなどを開催されている篠秀夫先生を講師にお招きし、10組以上の親子が参加しました。
みんなで輪になってボールをお隣に渡していくゲームをやったり、子どもたちが鳴らす太鼓のリズム合わせて大人たちが動き回ったり、ボールおにごっこをやったりと前半はたっぷり体を使って遊びました。
楽器のリズムにあわせて体を動かす遊びというのは脳と身体を連携させるという意味でとてもいいのだそうです。
後半は、布を使った遊び。
布を使って自由に遊んでいいよとの声に、子どもたちの顔がキラキラと輝きます。
ハンモックブランコにして揺れたり、布の上に乗っかって大人に引っ張ってもらったり、マントやドレスにして身にまとったり、布で風を起こしたりと、それぞれ自由な発想で遊びました。
最後は、畳6畳分ほどはある巨大な布が登場。
「みんなこの上に乗っていいよ〜」と篠先生。
子どもたちが全員乗ったところで物語が始まります。
「シンドバットのお話は知ってる?船に乗って冒険に出るお話だよ。みんなもこれから船に乗って海に漕ぎ出すよ」
篠先生のお話に合わせて大人たちは波に見立てて布をゆらゆら揺らしたり、嵐が来たら大きくぐるぐる回したりとストーリーが進んでいきます。
最後は巨大な布に子どもたちが包まれ、海の底に沈みました。
海に沈んでしまったと思いきや、大きな海のトンネルが出現してこどもたちがトンネルから出てきました。
トンネルのようなせまい場所は子どもたちにとって魅力のようで、なかなか出てきません。笑
最後は、大人の背中に子どもが乗ってバランスをとるゲームをやって終了しました。
上は高校生から下は幼児まで多年齢の子どもたちがみんな1つの船に乗って笑顔で遊んでいる光景になんだか大人たちはジーンとしてしまいました。大人にとっても久しぶりに体を動かすいい機会となりました。
篠先生は「障害児の親御さんはつい療育のことばかりに注意が向きがちだけど、本当は障害児の親御さんこそコミュニティが大事だし、子どもたちといっしょに遊ぶ機会が必要なんだよね」とおっしゃっていました。
スマイルの今年度の活動は今回で最後となります。
来年度も茶話会やお祭りイベントなどを企画したいと思っています。
入会希望の方はスマイルのメールアドレスからお問い合わせくださいね。
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